販売店の連合会が定めた日
ロープの日は、ワイヤロープの販売店で組織する全国鋼索商業連合会が制定しました。日本記念日協会の説明では、「線材製品協会・鋼索部会」「全日本ロープ加工組合連合会」とともに、ワイヤロープ業界の認知度を高め、その安全について啓蒙することを目的としています。
6月2日という日付は、6と2を「ロー(6)プ(2)」と読む語呂合わせから選ばれました。販売だけでなく、製造や加工に関わる団体とも連携しているのがこの記念日の特徴です。業界全体で、ワイヤロープを知ってもらう機会にしようという日です。
ワイヤロープとは
ワイヤロープは、細い鋼線を何本もより合わせて作るロープです。鋼線をより合わせた束を「ストランド」と呼び、このストランドをさらに芯の周りにより合わせて、一本のロープに仕上げます。より合わせを重ねたこの構造によって、強さとしなやかさを両立しています。
使われている場所は、クレーンでの荷物のつり上げや、エレベーター、ロープウェイなどです。ほかにも橋や船の係留など、重いものを支えたり引いたりする場面には欠かせません。普段はあまり目立ちませんが、多くの設備を陰で支えています。
使い続けるうちに、鋼線が切れたり、さびや折れ曲がりが生じたりすることがあります。そのため、使う前に点検すること、定められた荷重の範囲内で使うことが重視されています。
身近なワイヤロープを探してみる
この日は、街の中でワイヤロープが使われている場所に目を向けてみてください。工事現場のクレーンや観光地のロープウェイなど、探してみると見つけられます。仕事でワイヤロープを扱う人は、使う前に傷やさびがないかを一本ずつ確かめましょう。