原子番号40にちなんだ記念日
ジルコニウムの日は、大阪府大阪市に本社を置く第一稀元素化学工業株式会社が制定しました。日本記念日協会の説明では、同社はジルコニウム化合物のトップメーカーとされています。
目的は、ジルコニウム化合物の認知度を高めることです。同社の経営理念である「世に価値あるものを供給し続ける」を実践する、という意味も込められています。
日付は、ジルコニウムの原子番号が40であることにちなみます。「4×10=40」という計算から、4月10日が選ばれました。
ジルコニウム化合物とは
ジルコニウムは元素の一つで、銀白色の金属です。とはいえ、私たちが日常で目にする機会は多くありません。実際には、ほかの元素と結びついた化合物の形で、さまざまな分野に使われています。
よく知られている化合物が、酸化ジルコニウム(ジルコニア)です。硬くて熱に強いのが特徴で、セラミックス材料として広く用いられています。身近なところでは、セラミック製の刃物や歯科用の材料にも使われています。
制定者によると、ジルコニウム化合物はその多様な特性から、自動車部品や燃料電池など、さまざまな製品の原料や添加物として利用されています。製品の表に名前が出ることは少なくても、多くの工業製品を支えている素材です。
周期表で40番を探す
4月10日には、周期表を開いて原子番号40の「Zr」を探してみてください。前後の元素と並べて見ると、ジルコニウムがどのあたりに位置するのかがよくわかります。用途をもっと知りたいときは、制定者の公式サイトで紹介されている製品分野を確かめてみてください。