4月12日に国分寺で行われた発射実験
国分寺ペンシルロケット記念日は、東京都国分寺市が制定し、日本記念日協会の認定を受けた記念日です。
日付は、1955年4月12日に行われた発射実験にちなみます。この日、東京大学生産技術研究所の糸川英夫博士らが、当時の国分寺町(現在の国分寺市)で「ペンシルロケット」の水平発射実験を行いました。これが日本で初めての実験でした。
「日本の宇宙開発発祥の地・国分寺市」を広く知ってもらうことを目的に、国分寺市はこの出来事をもとにした記念日を設けています。
ペンシルロケットとは
ペンシルロケットは、その名のとおり鉛筆を思わせる細長い形の小型ロケットです。大きなロケットをいきなり打ち上げるのではなく、まずは小さな機体で飛び方や仕組みを確かめるために使われました。
水平発射は、ロケットを空に向けず、地面とほぼ平行に飛ばす方法です。限られた場所でも機体の動きを観察しやすいことから、こうした形で実験が行われました。小さな実験の積み重ねは、その後の日本のロケット開発の出発点のひとつとされています。
宇宙開発の始まりをたどってみる
この日にちなんで、国分寺市の公式サイトで、ペンシルロケットや宇宙開発発祥の地についての案内を読んでみてください。近くの科学館や博物館で、ロケットの仕組みを紹介する展示を見るのもひとつの方法です。