創立総会の日に由来
にかわの日は、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が制定した記念日です。日本記念日協会の認定を受けています。
日付は、1963年(昭和38年)11月7日に日本にかわ・ゼラチン工業組合の創立総会が開かれたことにちなみます。この総会が、現在の工業組合へとつながる第一歩になりました。
制定者によると、にかわの主な成分もゼラチンです。そのため、にかわは「ゼラチンの原点」ともいえる存在です。この記念日には、にかわの魅力をより多くの人に知ってもらう目的が込められています。
にかわとはどんなものか
にかわ(膠)は、動物の皮や骨などを原料とする接着剤です。原料を煮出し、取り出した成分を固めてつくります。日本記念日協会の説明では、天然の動物素材を原料とすることから、環境に優しい接着剤といわれています。
にかわは温めると溶け、冷えると固まります。この性質を生かして、古くからものづくりに使われてきました。代表的な用途は弦楽器の接着で、木工品の組み立てにも用いられます。日本画では、岩絵具を画面に定着させる材料として欠かせません。墨づくりにも使われています。
弦楽器や日本画をよく見てみる
美術館で日本画を見るときは、岩絵具の色が画面にとどまっている様子に目を留めてみてください。画材店で棒状や粒状のにかわを手に取り、見比べてみるのもひとつの方法です。