国連腐敗防止条約にちなむ日
国際腐敗防止デーは、国連が定めた国際デーのひとつです。12月9日という日付は、国連腐敗防止条約が署名のために開放された日にあたります。条約が各国の署名を受け付け始めたこの日を、汚職や腐敗の防止を世界に呼びかける日としました。
腐敗の問題には、一つの国の中だけでは解決しにくい面があります。国境を越えるお金の流れや、国際的な取引がからむことも少なくありません。そこで、国連の条約という形をとり、各国が共通の枠組みのもとで取り組むことが目指されています。
腐敗・汚職とは
腐敗や汚職とは、一般に、公的な立場や任された権限を、自分や身近な人の利益のために不正に使うことを指します。賄賂の受け渡し、公金の横領、立場を利用した便宜の提供などが代表的な例です。
こうした行為は、税金などの公的な資金が本来の目的に使われなくなる原因になります。公正な競争をゆがめ、行政や社会の仕組みへの信頼も損ないます。腐敗を防ぐには、法律や制度を整えるだけでなく、情報の公開や、市民が行政の動きに関心を持つことも関わってきます。
国連の発信を読んでみる
国連広報センターのウェブサイトでは、国際デーや国連の取り組みが日本語で紹介されています。12月9日には、国連腐敗防止条約や国際腐敗防止デーに関するページを開いて、条約が各国にどんな取り組みを求めているのかを読んでみましょう。