「ク」の語呂合わせと相模湾の調査
えのすいクラゲの日は、神奈川県藤沢市にある新江ノ島水族館が制定しました。日付は毎月9日。「クラゲ」の「ク」を9と読む語呂合わせにちなんでいます。
同館では2011年1月から、毎月9日に一般参加型のプログラムを開いています。参加者は「えのすいトリーター」と呼ばれる展示飼育職員の相模湾でのクラゲ調査に同行し、自然環境や生物の多様性について考えます。この記念日には、こうした活動をより多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらう目的があります。
クラゲという生きもの
クラゲは、イソギンチャクやサンゴと同じ刺胞動物の仲間です。体のほとんどが水分でできていて、骨も脳もありません。傘を開いたり縮めたりして泳ぎますが、遊泳力は弱く、多くは海流に身を任せて漂いながら暮らしています。
触手には刺胞と呼ばれる小さな針の仕組みがあり、これで獲物をとらえます。種類によっては人が刺されると痛みや腫れが出るため、海水浴の時期には注意が呼びかけられることもあります。その一方で、クラゲは多くの水族館で展示されていて、透きとおった体がゆっくり動く姿を間近で見られます。
水槽の前で、クラゲの動きを観察する
水族館を訪れる機会があれば、クラゲの水槽の前で少し足を止めてみましょう。傘を動かすリズム、触手の長さ、体の色や形を、種類ごとに見比べてみてください。浜辺で打ち上げられたクラゲを見つけたときは、素手で触らず、眺めるだけにとどめます。