洗剤メーカーが「ヤシ」の語呂で定めた日
ヤシノミ洗剤の日は、サラヤ株式会社が制定した記念日です。同社は大阪府大阪市に本社を置き、家庭用洗剤などの製造・販売を手がけています。日付は、8と4で「ヤシ」と読む語呂合わせから8月4日。商品名がそのまま日付になっています。
日本記念日協会の説明によると、同社がヤシノミ洗剤を開発したのは、石油系洗剤による環境汚染の問題を受けてのことでした。植物原料のヤシ油を使い、環境への負荷を少なくした洗剤です。
その後、食用などの需要が増え、アブラヤシの農園が広がりました。この拡大が、さまざまな問題を引き起こしたとされています。同社は現地で生物多様性を守る活動に取り組み、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)にも加盟しました。環境と人権に配慮して生産された「RSPO認証パーム油」の普及も支援しています。この記念日は、パーム油をめぐる問題を消費者と共有し、改善のための活動を続けて伝えていくことを目的としています。
身近な製品に使われる植物油
パーム油は、アブラヤシの実から採れる植物油です。ヤシ由来の油は、食品のほか、洗剤やせっけん、化粧品など、毎日の暮らしで使う多くの製品の原料になっています。
ただ、原料名がパッケージに目立つ形で書かれていないことも少なくありません。そのため、普段使っている品物とその産地とのつながりは、なかなか見えにくいものです。
買い物で認証マークを探す
台所用洗剤やせっけんを買うときは、パッケージの裏側を見てみましょう。原材料の表示を読み、RSPO認証のマークが付いているかを確かめます。パーム油をめぐる課題や同社の取り組みについては、制定者の公式サイトに説明が掲載されています。