水の日の由来
水の日は、1977年に政府が閣議了解によって定めた記念日です。当時の所管は国土庁で、その国土庁はのちに現在の国土交通省へ引き継がれています。
8月1日が選ばれたのは、8月が一年のうちでも水の使用量が多い月だからです。水をたくさん使う月の初日に、水資源の大切さを考える機会をつくろうという趣旨です。
閣議了解で始まったこの日は、現在では水循環基本法に定められています。国土交通省の説明では、水の日は水資源への関心と理解を深めるための日とされています。
水資源と水の循環
蛇口から出る水も、もとをたどれば雨や雪として地上に降った水です。降った水は川や湖に流れ込んだり、地下にしみ込んで地下水になったりします。やがて海へ流れ、蒸発して再び雨や雪になります。こうした水の動きは「水循環」と呼ばれます。
人はこの循環の途中で水を取り込み、さまざまな形で利用しています。飲み水や料理、洗濯といった家庭での使用のほか、田畑を潤す農業用水や、工場で使われる工業用水もあります。
水は繰り返し巡る資源ですが、使える量は季節や天候に左右されます。雨の少ない時期が続くとダムや川の水位が下がり、利用が制限されることもあります。暑さで水を多く使う夏は、とくに水の大切さを意識しやすい季節です。
家の水の使い方を確かめる
8月1日には、自宅の水道の使用量を確かめてみてください。水道料金の検針票や明細を見ると、家庭でどれくらい水を使っているかが分かります。前の月や前年の同じ時期と比べると、使い方の変化にも気づけます。そのうえで、歯みがき中は蛇口を閉める、風呂の残り湯を洗濯に回すなど、すぐにできる工夫を一つ決めて始めます。