和栗の日の由来
和栗の日は、岐阜県恵那市の一般社団法人日本和栗協会が制定しました。日本記念日協会の説明によると、目的は世界に誇れる和栗を未来に残していくことです。農家が自信をもって栽培できるように、そして多くの人が和栗やその加工品を食べるきっかけになるように、という思いが込められています。
日付は、和栗の収穫が最盛期を迎える9月下旬から選ばれました。数字にはそれぞれ意味があります。「9」は栗です。「3」は育てる人、菓子を作る人、味わう人の三者で、「0」はその三者がつながってできる輪を表しています。栗を通して三者がつながり、その輪を広げていきたいという願いから、9月30日が記念日になりました。
和栗とは
和栗は、日本で古くから栽培されてきた栗です。実が大きめのものが多く、ほくほくとした食感と穏やかな甘みが特徴とされています。
ただ、渋皮が実にはりつきやすく、むきにくいのが難点です。そのため家庭では、ゆでるか蒸すかして半分に割り、スプーンですくって食べる方法がよく知られています。
秋の味覚としては、栗ご飯や甘露煮、栗きんとんなどに使われてきました。モンブランや羊羹など、和洋どちらの菓子にも用いられます。育てる人、加工する人、味わう人がそれぞれ関わることで、さまざまな形になって食卓に届く食材です。
旬の和栗を、栗ご飯で味わう
収穫期の和栗を買って、栗ご飯を炊いてみてください。鬼皮と渋皮をむき、塩を少し加えて米と一緒に炊けば、栗そのものの甘みが感じられます。和栗を使った菓子を選ぶときは、産地の表示を確かめてみると、育てた人の存在にも目が向きます。