由来
クレーンの日は、日本クレーン協会とボイラ・クレーン安全協会が1980年に制定しました。両協会はそれまでクレーンに関する記念日をそれぞれ別に設けていて、それを一つにまとめる形で定められました。
9月30日という日付は、1972年のこの日に「クレーン等安全規則」が公布されたことにちなんでいます。クレーンを扱う現場の安全について定めた法令です。
クレーンとはどんな機械か
クレーンは、重い荷物をつり上げ、上下や左右に動かすための機械です。ワイヤロープの先にフックなどの装置を付け、荷物をつって運びます。人の力では動かせない重量物も、高い場所や離れた場所へ移せます。
ビルの建設現場や港、工場、倉庫など、活躍の場は幅広くあります。建物の上に据え付けて高く伸ばすもの、トラックのように移動できる車両に載せたもの、工場の天井に設けたレールを走るものなど、用途に応じて形もさまざまです。
大きな力で重い物を扱うため、運転や荷物のつり下げ作業には一定の資格が求められます。作業手順や点検にも決まりがあり、安全に配慮しながら運用されています。
街のクレーンに目を向けて
建設現場の近くを通るときに、そびえるクレーンの動きを少し眺めてみてください。見るときは工事の妨げにならないよう、立入禁止の区域には入らず、離れた安全な場所から。クレーンの安全に関する取り組みは、制定者の公式サイトで確かめられます。