「ハッピーな筆」の語呂合わせから
誕生記念筆の日は、赤ちゃん筆センター株式会社が1999年に制定しました。同社は、赤ちゃんの産毛(毛髪)で誕生記念の筆を作っている会社です。「赤ちゃん筆の日」とも呼ばれ、日本記念日協会の認定を受けています。
日付は8月20日です。8月を「ハッピー」、20日を「筆(ふで)」と読み、「ハッピーな筆」とする語呂合わせからこの日が選ばれました。
日本記念日協会の説明によると、制定者はこの記念日を通じて、誕生日に記念筆を飾るなどのイベントを紹介しています。赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちを、形に残る品と結びつけて伝えるのがねらいです。
赤ちゃんの髪で仕立てる誕生記念筆
誕生記念筆は、赤ちゃんの髪を穂先に使って仕立てる筆で、赤ちゃん筆とも呼ばれます。生まれてから一度も切っていない髪は毛先がやわらかく、その髪を束ねて筆の形に整えます。
字を書くための道具というより、生まれた記念や成長の証として手元に残しておくことが多い品です。軸に名前や生年月日を入れ、ケースに収めて飾ることもあります。
同じ髪は二度と手に入らないので、その子だけの一本になります。子どもが大きくなってから、赤ちゃんだったころの自分の髪に触れられる記念品でもあります。
しまってある記念筆を出して飾る
家に誕生記念筆があるなら、この日はしまってある筆を取り出して、棚や机に飾ってみてください。生まれたころの写真を横に並べると、当時の髪の様子と見比べられます。これから記念筆を作ろうと考えている家庭は、仕立ての方法や受付の時期を、制作を手がける事業者の案内で確かめておくと準備が進めやすくなります。