由来
油の日は、京都府大山崎町の離宮八幡宮と、東京に本社を置くカネダ株式会社が共同で制定しました。カネダ株式会社は、さまざまな油脂事業を手がける企業です。日本記念日協会の説明によると、日常生活に必要で大切な、さまざまな油について考えるきっかけの日になることを願って設けられました。
離宮八幡宮は、日本の製油発祥の地といわれています。この神社で発明されたのが、「長木(ながき)」と呼ばれる油搾りの道具です。てこの仕組みを応用したもので、これが企業規模で行う搾油の始まりとされています。
日付は、貞観元年(859年)8月23日にちなんでいます。この日、清和天皇の勅命によって、九州にあった宇佐八幡宮が大山崎に遷宮されました。
暮らしの中の油
油は、私たちの生活のいろいろな場面で使われています。台所では、植物の種や実から搾った油が、炒め物や揚げ物、ドレッシングなどに活躍しています。原料としては、ごまや菜種、大豆などがよく知られています。
食べ物以外にも、油は機械をなめらかに動かす潤滑油になったり、石けんや化粧品の原料や燃料になったりと、幅広く役立っています。ひと口に油といっても、原料や用途によって性質はさまざまです。種や実から油を搾り出す技術は、こうした暮らしを支えてきたもののひとつです。
台所の油の原料を確かめる
家にある食用油のラベルで、原材料名を確かめてみましょう。何の植物から搾られた油なのかが分かると、ふだん使っている油が少し身近に感じられます。