日劇での公演が始まった日
ロカビリーの日は、東京・有楽町にあった日劇(日本劇場)での公演にちなむ日です。1958年2月8日、ここで「日劇ウエスタンカーニバル」の第1回が幕を開けました。
公演は初日から多くの観客を集め、その数は9500人にのぼったと伝えられています。この公演をきっかけに、日本ではロカビリーが若者の間で一気に広まりました。ロカビリーブームの始まりとして記憶される出来事であることから、開幕の日付が記念日になっています。
ロカビリーという音楽
ロカビリーは、アメリカ南部で生まれた初期のロックンロールの一種です。カントリー音楽の要素を色濃く残しつつ、弾むようなリズムを前面に押し出しているのが特徴です。
編成は、エレキギター、ウッドベース、ドラムなどを中心にした小規模なものがよく見られます。よく知られているのが「スラップ」という奏法で、ウッドベースの弦を指板に打ちつけて鳴らします。このスラップがリズムを刻み、軽快で勢いのある音を生み出します。歌では、声にエコーをかけた歌い方もよく使われます。
音楽だけでなく、髪型や服装などのファッションと結びつけて語られることが多いのも、このジャンルの特徴です。
ウッドベースの音に耳を傾けて
ロカビリーの曲を一曲選んで、ベースの音に注意しながら聴いてみてください。弦をはじく音と打ちつける音が重なって、リズムが形づくられているのがわかります。