由来
近江日野商人の日は、滋賀県蒲生郡日野町が制定した記念日です。日本記念日協会にも認定されています。
近江日野商人は、江戸時代から特産品を携えて各地へ行商に出かけ、行商先に出店を構えて大成した商人たちです。勤勉で質素倹約、そして社会貢献を大切にしました。日野町はこの記念日を通じて、そうした商人文化を受け継ぎ、その価値と魅力を広く発信することを目指しています。
日付は、商人どうしが互いに支え合う組合「日野大当番仲間」にちなみます。この組合が毎年2月5日を「大寄り合い」の日として集まっていたことから、2月5日が選ばれました。
近江日野商人と「三方よし」
近江商人とは、近江国(現在の滋賀県)を拠点に各地で商いを行った商人の総称です。そのなかでも日野出身の商人たちを、近江日野商人と呼びます。
日本記念日協会の説明によると、近江日野商人は「三方よし」や「陰徳善事」といった商業哲学を編み出しました。
「三方よし」は、売り手よし、買い手よし、世間よしという考え方です。取引をする当事者どうしが得をするだけでなく、社会にとっても良い商いを目指します。「陰徳善事」は、人に知られることを求めずに善い行いを積むことを指す言葉です。
日野町の商人文化を調べる
2月5日には、日野町の公式サイトで近江日野商人を紹介する情報を探してみてください。近くの図書館で近江商人を扱った本を借りれば、三方よしの考え方が実際の商いでどう生かされたかを読むこともできます。