ナフサの日の由来
「暮らしを支えるナフサの日」は、合成ゴムや高機能樹脂などの素材を開発・製造する化学メーカー、日本ゼオン株式会社が制定した記念日です。日本記念日協会にも認定されています。
同社は、ナフサから得られるC4留分やC5留分を使って素材事業を展開しています。そうしてつくられた素材は、自動車のタイヤやプラスチック製品、医療用品など、幅広い分野で使われています。記念日の目的は、石油化学産業の知名度を高めることです。あわせて、社内外の関係者に同社の事業への理解を深めてもらうねらいもあります。
日付は「ナ(7)フ(2)サ(3)」の語呂合わせから、7月23日に決められました。
ナフサとはどんなものか
ナフサは、原油を蒸留して得られる軽質留分のひとつです。原油を加熱すると、沸点の違いによっていくつかの成分に分かれます。そのうち比較的軽い部分がナフサで、石油化学工業の主要な原材料になっています。
ナフサそのものを日常生活で目にする機会は、ほとんどありません。一般には、ナフサを分解してさまざまな化学原料をつくり、それを樹脂やゴム、繊維などの素材に加工します。身の回りのプラスチック容器やゴム製品、合成繊維の衣類も、その多くはたどっていくと石油化学の原料に行き着きます。
身の回りの製品の素材表示を確かめる
家にあるプラスチック容器や日用品の素材表示を見てみてください。台所や洗面所の製品を数点選び、どんな樹脂やゴムが使われているかを確かめます。