由来
きものの日は、一般社団法人日本きもの連盟が制定しました。全国約2000の呉服店で組織する団体です。日本記念日協会の説明では、きものを着る運動のシンボル的な日として、きものの美しさや文化的な要素をアピールしていくことが目的とされています。
11月15日が選ばれたのは、この日が古くから七五三のお宮参りの日だからです。子どもたちの成長を願うこの日には、親子そろってきものを着る姿がよく見られます。きもの姿が似合う日であることから、この日付になりました。
きものという衣服
きものは、日本で受け継がれてきた伝統的な衣服です。反物を直線的に裁って仕立て、前を合わせて帯で締めて着ます。
一口にきものといっても、種類はさまざまです。改まった席には振袖や留袖、訪問着があり、普段着としては小紋や紬が親しまれてきました。夏には浴衣や薄手の生地のきものを着るなど、季節に合わせて素材や柄を選ぶ習慣もあります。
染めや織りの技法、文様に込められた意味、帯や小物の合わせ方にも、長い工夫の積み重ねがあります。きものは身にまとう衣服であると同時に、こうした技や文化を伝える存在でもあります。
手持ちのきものに袖を通す
家にしまってあるきものがあれば、この日に取り出して広げてみましょう。袖を通して近所を少し歩く、帯や小物の組み合わせを試してみる。それだけでも、きものに触れる機会になります。手元にない場合は、レンタルや着付けの体験を探して、きもので出かける予定を立ててみるのも一つの方法です。