由来
肩コリを労わる日は、大阪府大阪市に本店を置くピップ株式会社が制定しました。医療衛生用品や健康食品などの卸販売に加え、自社で開発した商品の製造販売も手がけている会社です。制定者によると、コリをケアするきっかけをつくることが目的です。
日付の理由は二つあります。一つは、夏目漱石の小説『門』です。朝日新聞に連載されたこの作品のうち、1910年4月22日に掲載された回にコリについての記述があります。日本記念日協会の説明では、この一節から日本人が肩こりを自覚するようになったという説があるとされています。
もう一つは語呂合わせです。4月22日を「しんどい(4)コリつらい(2)つらい(2)」と読むことから、この日が選ばれました。
『門』に描かれたコリ
日付のもとになった一節は、次のような文章です。
「指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた。」
首と肩の継ぎ目から少し背中寄りのところを指で押してみると、石のように硬くなっていた、という描写です。体の状態を「凝る」という言葉で言い表したこの一節が、記念日の出発点になっています。
つらいコリは医療機関に相談を
肩のコリが長く続くときや、つらさが強いときは、医療機関を受診して相談してください。体の不調について調べるときは、公的機関が発信している情報を確かめるようにしましょう。