宇都宮駅での販売に由来する日
駅弁記念日は、2001年に国土交通省が制定しました。日付は、1885年7月16日に日本鉄道の宇都宮駅で駅弁が売られたという説にちなんでいます。
このとき売られたのは、握り飯とたくあんを竹の皮で包んだ簡素なものだったと伝えられています。いまの駅弁とはずいぶん違う姿です。ただし、駅弁の始まりについてはいくつかの説があり、宇都宮駅の話はそのひとつです。
駅弁とは
駅弁は、駅の売店やホーム、列車の中などで売られる弁当です。列車で移動しながら食べることを考えて作られていて、ふたを開ければすぐに食べられます。
多くの駅弁には、その土地の名産や郷土料理が使われています。海に近い地域なら魚介、山あいの地域なら山菜や肉というように、中身から土地の特色がうかがえます。容器や包み紙にも、その土地ならではの工夫が見られます。
最近は駅だけでなく、百貨店の催事などに各地の駅弁が並ぶこともあります。旅に出なくても、遠くの土地の味にふれられるようになりました。
駅で一つ選んで、車窓とともに
列車に乗る予定があれば、駅の売店で駅弁を一つ選んでみてください。掛け紙に書かれた説明や使われている食材を確かめてから、車窓の景色を眺めつつ食べてみてください。