由来
絵本の日は、民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー ビブリオ」が2012年に制定しました。ビブリオは医療法人元気が湧くが運営しています。制定の目的は、絵本文化を広めることです。
11月30日という日付は、児童文学者・瀬田貞二の評論集『絵本論』に由来します。この本は、1985年のこの日に福音館書店から刊行されました。絵本を論じた一冊の刊行日を、絵本そのものについて考える日としています。
絵本とは
絵本は、絵と文が組み合わさって物語や内容を伝える本です。文だけの本と違い、場面や登場人物の気持ちを表すうえで絵が大きな役割を担います。文がほとんどなく、絵だけで進む作品もあります。
よく使われるのは、大人が子どもに読み聞かせる場面です。ページをめくる間の取り方や声の調子によって、同じ作品でも受け取り方が変わります。昔話や身近な暮らしを描いた物語のほか、乗り物や動物などを紹介する知識の絵本もあります。子ども向けと思われがちですが、大人になってから読んで楽しむ人もいます。
図書館の絵本の棚へ
近くの図書館の絵本の棚から、表紙が目に留まった一冊を選んでみてください。子どもと一緒なら声に出して読み、一人なら絵の細部までゆっくり眺めます。絵本について考えを深めたい人は、記念日の由来となった『絵本論』を探してみてください。