月末にそばを食べる風習から
晦日そばの日は、島根県雲南市に本社を置く有限会社本田商店が制定しました。同社は100年以上にわたって製麺業を営んでいます。
「晦日そば」とは、毎月の締めくくりである晦日、つまり月末に食べるそばのことです。江戸時代の商家では、その月の悪縁を断ち切り、良縁や金運を願って、月末にそばを食べていたとされます。記念日も、この晦日にあたる毎月の最終日です。
この記念日には、かつての晦日そばの風習を多くの人に知ってもらい、月末にそばを食べる習慣を広めたいという目的があります。ひと月を振り返って感謝しながらそばを食べ、厄を払い、良縁を願う。そうして翌月を清らかな気持ちで迎えてほしい、という願いも込められています。
そばと「晦日」
そばは、そば粉を主な原料とする麺です。つなぎに小麦粉などを加えることも多く、配合によって香りや食感が変わります。冷たいそばをつゆにつける「ざるそば」や「もりそば」、温かいつゆをかける「かけそば」など、食べ方もさまざまです。乾麺やゆで麺も広く出回っているので、家庭でも手軽に用意できます。
「晦日」は月の最終日を指す言葉です。一年の最後の日は「大晦日」と呼ばれ、この日に年越しそばを食べる習慣は今も広く知られています。晦日そばは、それと同じように、月の区切りにそばを食べるものといえます。
月末の食卓に、そばを一品
月の最終日の夕食に、ざるそばやかけそばを用意してみてください。そばをゆでる数分のあいだに、その月にあったことを一つ二つ思い出してみるのもひとつの方法です。