由来
十歳の祝いの日は、京都市に事務局を置く「十歳(ととせ)の祝い普及促進協議会」が制定した記念日です。日本記念日協会の認定も受けています。
込められているのは、10歳の節目を迎える子どもたちの健やかな成長を願い、子ども自身に未来の姿を描いてもらう日にしたいという思いです。10歳の子どもの成長を祝う「二分の一成人式」や「立志式」にならい、10歳の祝いを七五三のような通過儀礼として根づかせることを目指しています。ほかにも、和装や洋装の晴れ着を着る機会をつくること、親子の絆を深めること、地域で子どもを見守る風土を育てることが目的に挙げられています。
3月7日が選ばれた理由は二つあります。ひとつは、3月が年度替わりの月で、対象となる子どもの多くがこの頃までに10歳を迎え終えること。もうひとつは、3と7を足すと10になることです。「十歳」をあえて「ととせ」と読むのは、日本らしさや祝いの日らしさを表すためです。
10歳という節目
10歳は、年齢が初めて二けたになる年です。成人の年齢のおよそ半分にあたることから、学校や家庭で「二分の一成人式」として祝われることがあります。式では、これまでの成長を振り返ったり、家族への感謝や将来の夢を発表したりします。
七五三を終えると、成人を迎えるまで年齢の節目を祝う行事はそれほど多くありません。ちょうどその間にある10歳の祝いは、子どもが自分の歩みを振り返り、これから先を考えるきっかけになります。
親子で将来の話を
10歳を迎えた子どもがいる家庭では、晴れ着や少し改まった服で記念写真を撮ってみてください。撮り終えたら、子どもが思い描く将来の姿を聞いて、紙に書いて残しておきます。