春の火災予防運動の初日に制定
タイガーボードの日は、吉野石膏株式会社が制定した記念日で、日本記念日協会に認定されています。同社は、石膏を原料とする建築材料の製造販売などを手がけています。
「タイガーボード」は1922年、日本で初めての石膏ボードとして製造販売されました。寅年にあたる2022年に100年を迎えています。記念日の目的は、長く防火に役立ってきたこの製品を多くの人に知ってもらうことです。防災意識の向上につなげたいという願いも込められています。
日付は3月1日です。この日は春の全国火災予防運動の初日にあたり、防火に寄与してきた製品にふさわしい日として選ばれました。現存する最古の石膏ボードが1922年の3月から6月にかけて製造されていたことも、理由の一つです。
石膏ボードという建材
石膏ボードは、石膏を板状に固め、両面を紙で覆った建築材料です。住宅やビルの内壁や天井の下地として広く使われ、仕上げの段階でその上にクロスを貼ったり塗装をしたりします。
石膏には「結晶水」と呼ばれる水分が含まれています。日本記念日協会の説明によると、火災のときにはこの結晶水が放出され、建物の延焼を防ぐ働きをするとされています。壁紙の裏など、ふだんは目に触れない場所にありますが、住まいの防火を支える材料の一つです。
火災予防運動の初日に、住まいの防火を確かめる
3月1日には、家の中の防火の備えを点検してみます。住宅用火災警報器はテストボタンを押して、正しく作動するかを確かめます。消火器は、置き場所と使用期限を見ておきます。コンセントまわりにほこりがたまっていたら、掃除をして片づけます。