命日に偉業を伝えるための記念日
鈴木正三忌は、愛知県豊田市の鈴木正三顕彰会が定めた記念日です。日付は、鈴木正三の命日である6月25日です。
同顕彰会は1983年から、正三の顕彰活動や研究図書の発行などを続けてきました。日本記念日協会の説明によると、この記念日の目的は、民衆の日常に目を向けて職業倫理を説いた思想家・鈴木正三の偉業を後世に伝え、顕彰することとされています。
鈴木正三とはどんな人物か
鈴木正三は江戸時代初期の人物です。徳川将軍直参の旗本という身分を捨てて、人の生き方を説く道に進みました。「万民徳用」をはじめ、多くの著書を残しています。
日本記念日協会の説明では、正三は世俗的な職業こそ肝要であると説きました。これは日本で初めての職業倫理の教えとされています。毎日向き合う仕事そのものに、生き方の大切な部分を見いだす考え方といえるでしょう。こうした教えから、正三は日本資本主義の源流を築いた思想家とも位置づけられています。
著書を通して正三の考えにふれる
図書館で、「万民徳用」などの正三の著書や、その思想を紹介する本を探してみてください。自分の仕事と重ねながら読むと、職業倫理が遠い話ではなく、身近な問題として考えられます。制定者の公式サイトがあれば、顕彰会の活動内容も確かめてみてください。