1が並ぶ日に、替芯を思う
シャー芯の日は、文具事務用品の製造販売などを手がけるアストラム株式会社が制定した記念日です。「シャー芯」は「シャープペンの替芯」を縮めた呼び名です。
日本記念日協会の説明によると、同社は1960年に二つの製品を開発しました。一つは、合成樹脂を配合した芯「ハイポリマー芯」です。それまでの粘土芯などに比べ、0.9ミリと細くても強度と濃度が格段に高く、世界初の合成樹脂配合芯とされています。もう一つは、片手で効率よく芯を出せるノック式シャープペン「ぺんてる鉛筆」です。
この二つの製品が、いまも一般的に使われているシャープペンの基盤になりました。そこで、替芯の魅力やこだわりを知ってもらうことを目的に、この記念日が設けられました。
日付は、替芯1本の形が数字の「1」に似ていることにちなみます。1が並ぶ1月11日は、シャープペンの替芯を思い起こさせることから選ばれました。
シャープペンの替芯とは
替芯は、シャープペンに入れて使う細い棒状の芯です。ふだんは何本かまとめてケースに入っていて、芯がなくなったら本体の後ろなどから補充します。
替芯には太さの違いがあり、使うシャープペンに合ったものを選びます。HBやB、Hといった濃さ・硬さの違いもあります。一般に、濃い芯ほどやわらかく、なめらかに書けます。硬い芯ほど線が細く、くっきりします。書く文字の大きさや筆圧、用途に合わせて選び分けられています。
替芯の濃さを書き比べる
手元のシャープペンに、ふだんとは違う濃さの替芯を入れてみます。同じ言葉を紙に並べて書き、線の色や書き心地の違いを確かめてみてください。