由来
この記念日を制定したのは、佐賀県佐賀市で摂食嚥下リハビリの専門家として知られる本多知行医師です。日本記念日協会に認定・登録されています。
背景には、口から食べられなくなる人が増えているという問題があります。日本記念日協会の説明では、その原因は、加齢で飲み込む力が弱まることや、病気に伴う誤嚥だとされています。その結果、経管栄養や胃瘻となる人や、誤嚥性肺炎で亡くなる人も増えているといいます。
こうした状況を受けて、この日は「摂食」と「嚥下」、つまり毎日くり返している「食べる」「飲み込む」を意識してもらうことをねらいとしています。目指しているのは、摂食嚥下障害を克服し、高齢になっても元気で豊かな人生を送れる人を増やすことです。
日付の5月9日は、5と9で飲み込む様子を表す「ゴ(5)ック(9)ン」と読む語呂合わせから来ています。最期まで口から食べられる人を増やすため、「ゴックン」を意識してもらうイベントなども開催されています。
「摂食」と「嚥下」
摂食は、口から食べること。嚥下は、口の中の食べ物を飲み込み、胃へと運ぶことを指します。
日本記念日協会の説明では、加齢や病気によって、こうした働きに支障が出る場合があるとされています。病気に伴う誤嚥は、嚥下障害として挙げられています。
飲み込みの気がかりは医師に相談を
5月9日をきっかけに、自分や家族が食事をするときの様子を振り返ってみましょう。食べることや飲み込むことで気になる点があれば、かかりつけの医師に相談します。あわせて、公的機関が発信している情報も確かめておきましょう。