「オイル」の語呂と第一次オイルショック
石油の日は、株式会社燃料油脂新聞社が制定した記念日で、日本記念日協会にも認定されています。
制定の目的は、石油の重要性を多くの人に改めて知ってもらうことです。石油は社会のインフラとして、私たちの暮らしに欠かせません。あわせて、石油の販売拠点であるガソリンスタンド(サービスステーション、SS)が担う社会的な意義も伝えようとしています。
日付には二つの理由があります。一つは語呂合わせです。「106」の1を「イ」、0を「オ」、6を「ル」と見立て、並べ替えると「オイル」になります。数字を順に読むのではなく、並べ替えるところがひと工夫です。もう一つは、1973年10月6日に発生した第一次オイルショックの教訓です。
暮らしを支える石油
石油は、地中から採れる原油を精製してつくられる燃料や原料をまとめて呼ぶ言葉です。原油からはガソリン、灯油、軽油、重油などが取り出され、自動車や船の燃料、暖房、発電などに使われています。
石油の役目は燃料だけではありません。ナフサと呼ばれる成分は、プラスチックや合成繊維、合成ゴムなどの原料になります。衣類や容器、日用品の多くにも石油由来の素材が使われていて、身の回りを見渡すと、燃料以外のところでも石油とつながっています。
日本は原油のほとんどを輸入に頼っているため、海外の情勢が燃料の価格や供給に影響することがあります。ガソリンスタンドは、車への給油だけでなく、灯油の販売などを通じて地域の暮らしを支える拠点です。
身の回りの石油製品を確かめる
石油の日をきっかけに、自宅にある灯油の残量やポリタンクの状態を確かめておきます。車を使う人は燃料計を見て、近くのガソリンスタンドで給油します。