由来
日南一本釣りかつおの日は、宮崎県日南市の日本農業遺産日南かつお一本釣り漁業保全推進協議会が制定した記念日です。日本記念日協会の認定も受けています。
日南市のかつお一本釣り漁業は、日本農業遺産に認定されています。この記念日の目的は、その漁業の認知度を高め、かつおの販売を促進することです。初かつおの赤身の味わいを多くの人に知ってもらうことも、ねらいのひとつです。
日付は二つの要素を組み合わせて決められています。3月は、日南市で初かつおの水揚げが最盛期を迎える時期です。21日は、「に(2)ちなん」と「一(1)本釣りかつお」の語呂合わせです。
かつおの一本釣りという漁法
かつお一本釣りは、釣り竿でかつおを一匹ずつ釣り上げる漁法です。制定者によると、昔ながらの技術を受け継ぐ伝統漁法で、水産資源への負担が小さく、次の世代に資源を残すことができるといいます。また、一本ずつ釣り上げるので、魚体が傷つきにくいのも特徴です。
かつおは群れで海を回遊する魚で、身は赤身です。刺身やたたきのほか、煮物や加工品まで、さまざまな形で食べられています。春先から出回るかつおは「初かつお」と呼ばれ、季節の味として親しまれてきました。
産地表示を見て、初かつおを選ぶ
3月21日の前後に鮮魚売り場へ行ったら、かつおの産地や漁法の表示を見てみてください。一本釣りのかつおが並んでいれば、刺身やたたきにして赤身の味を確かめられます。