国東市が定めた七島藺の記念日
くにさき七島藺の日は、大分県国東市が制定した記念日で、毎年7月10日です。記念日名は「くにさきしっとういのひ」と読みます。
国東市は国東半島に位置しています。日本記念日協会の説明によると、この国東半島は七島藺(しちとうい)の全国で唯一の生産地とされています。記念日の目的は、七島藺を広くPRし、産地の振興を図ることです。
産地では、生産者や大分県、国東市などが「くにさき七島藺振興会」を設立しました。振興会は、生産農家を増やす取り組みや広報活動などを行っています。
7月10日という日付は、国東地方で七島藺を「しっとう」と呼ぶことにちなんでいます。7を「しっ」、10を「とう」と読む語呂合わせです。記念日名の読みにも、この「しっとう」が入っています。
畳表や加工品に使われる七島藺
七島藺は、畳表や加工品の材料として生産されている植物です。見た目や使い道はイ草に近いものの、別の植物です。茎を細く割いて乾かし、編んで使います。
制定者によると、七島藺の耐久性はイ草の数倍といわれています。また、若草のような優しい香りを持つともされています。
畳表のほかに、敷物や小物などの加工品にも使われています。丈夫で素朴な風合いの素材として、暮らしの道具に取り入れられてきました。
七島藺の製品を手に取って
7月10日には、七島藺の畳表や小物を実際に見てみてください。産地の取り組みや製品の情報は、国東市の公式サイトなどでも調べられます。手に取れる機会があれば、編み目の様子や、若草にたとえられる香りを確かめてみてください。