縫製労働者のストライキから国連の国際デーへ
国連広報センターの説明によると、国際女性デーの起源の一つは、1908年にアメリカのニューヨークで縫製労働者が起こしたストライキです。働く人々が待遇の改善を求めて声を上げたこの出来事などをもとに、1977年、国連総会は3月8日を「国際女性の日」と定めました。
この日の目的は、女性の権利と地位の向上を世界に呼びかけることです。一つの都市の労働運動から始まった動きが、やがて国連の国際デーとなり、国を越えて共有される日になりました。
女性の権利と地位向上とは
女性の権利とは、性別にかかわらず人が持つ権利を、女性も同じように使えることを指します。教育を受けること、働いて正当な待遇を得ること、政治に参加すること、自分の生き方を自分で選ぶことなどがその例です。
地位の向上は、家庭や職場、地域社会で、女性が意思決定に加わる機会を広げていくことを意味します。状況は国や地域によって異なり、制度が整っていても、慣習や意識の面で課題が残ることがあります。
制定の歴史を読み、身近な場を見直す
国連広報センターの公式サイトには、国際女性の日が制定されるまでの歴史をまとめたページがあります。3月8日にはそのページを読んで、ストライキから国際デーに至るまでの流れをたどってみてください。あわせて、自分の職場や学校、地域の会合で、誰が発言し、誰が物事を決めているかを一度書き出してみます。