ユネスコが定めた国際デー
国際母語デーは、毎年2月21日の国際デーです。1999年にユネスコ(国連教育科学文化機関)が定めました。ユネスコは、教育、科学、文化の分野で国際協力を進める国連の専門機関です。
この日の目的は、世界各地で話されている言語と、それぞれの言語に結びついた文化の多様性を尊重することです。あわせて、複数の言語を使うことを大切にする考え方も掲げられています。
母語とは
母語とは、幼いころから周りの人と関わるなかで、自然に身につけた言葉のことです。よく似た言葉に「母国語」がありますが、こちらは国を基準にした言い方です。そのため、母語と同じ意味になるとは限りません。
一つの国で複数の言語が話されているのは、珍しいことではありません。同じ国に暮らしていても、家庭や地域によって母語が異なる場合があります。二つ以上の言語を母語として育つ人もいます。
母語は、ものの考え方や感じ方、家族や地域の暮らしと深く結びついています。ある言語が使われなくなると、その言語で伝えられてきた歌や物語、生活の知恵も受け継がれにくくなります。
身近な言葉を書き留める
家族や年上の人に、地域で昔から使われてきた言葉や言い回しを尋ねてみる方法があります。教わった言葉は、意味と一緒にノートに書き留めておきましょう。身近にほかの言語を話す人がいれば、その言語でのあいさつを一つ教わり、実際に使ってみることもできます。