由来
国際光デーは、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が2016年に定めた国際デーで、毎年5月16日に設けられています。
日付は、1960年5月16日に世界で初めてレーザー発振に成功したことにちなみます。レーザーは、光科学の歩みのなかでも大きな節目となった技術です。その成功の日を、光について考える日としています。
この日の目的は、光科学が社会で果たしている役割の大切さを広く伝えることです。UNESCOが定めた日なので、日本だけでなく世界の各地で、光をテーマにした日として位置づけられています。
光とレーザー
光は電磁波の一種で、そのうち人の目に見える範囲を可視光と呼びます。目に見えない赤外線や紫外線も、光の仲間として扱われます。照明や写真のような身近なところで使われているほか、光ファイバーを使った通信のように、目に触れない場面でも光は役立っています。
レーザーは、波長や向きのそろった光を作り出す仕組みです。ふつうの光のように広がらず、細く遠くまで届くのが特徴です。この性質を生かして、商品のバーコードの読み取りや光ディスクの再生、金属の切断や加工、距離の計測などに使われています。
光の研究は物理学だけにとどまらず、通信や医療、ものづくり、天文学など、さまざまな分野とつながっています。
身の回りの光の技術を探す
5月16日には、身の回りでレーザーや光の技術が使われている場面を探してみてください。レジでバーコードを読み取る機器や、家にある光回線の機器も、そのひとつです。近くの科学館で光の展示を見て、光の性質を確かめることもできます。