「囲み」を生む文化を伝えるために
いい囲炉裏の日を制定したのは、大阪府大阪市の株式会社ちろりです。囲炉裏道具や火鉢用品の販売を手がける会社で、この記念日は日本記念日協会の認定を受けています。
目的は、古くから続く囲炉裏を広め、その文化を受け継いで活性化させることです。制定者は囲炉裏を、人々の「囲み」を生み出す不思議な力のある文化だと考えています。火を囲むことで、さまざまな交流や絆、そして新しい文化が生まれることを期待しているそうです。
日付は、11と16を「いい(11)いろ(16)り」と読む語呂合わせから選ばれました。
囲炉裏とは
囲炉裏は、床の一部を四角く切って灰を敷き、火をおこす設備です。昔の日本の民家では暖房や煮炊きに使われ、明かりとりの役目も果たしていました。天井から下げた自在鉤(じざいかぎ)に鍋や鉄瓶を掛けて湯を沸かしたり、灰に串を立てて魚を焼いたりと、ひとつの火がいくつもの役割を担います。
火のまわりには家族が集まり、食事や会話の場にもなりました。いまは古民家や旅館、飲食店などで目にすることができます。
古民家を訪ねて、囲炉裏の火を囲む
近くに公開されている古民家があれば、囲炉裏のある部屋を見に出かけてみてください。火が入っていれば、まわりに腰を下ろし、家族や友人と話しながらしばらく火を囲んでみてください。