由来
干支供養の日は、愛知県瀬戸市の株式会社中外陶園が制定した記念日です。同社は干支置物を中心とする陶磁器メーカーで、この日は日本記念日協会の認定を受けています。
日本記念日協会の説明によると、この日は一年間大切に飾られ、厄を払ってくれた干支置物に感謝する日とされています。あわせて、置物を元の土に還す日にしたいという思いも込められています。陶磁器はもともと土からつくられるもの。その成り立ちが「土に還す」という考え方につながっています。
日付は、立春明けの2月で最初の「土(つち)の日」にあたる日です。漢字の「土」が「十」と「一」でできていることから、11日が選ばれました。
干支置物とは
干支置物は、十二支の動物をかたどった置物です。新しい年を迎えるころに、その年の干支にあたる動物を飾る習わしがあります。玄関や床の間、棚の上など、目につきやすい場所に置かれることが多いものです。
素材は陶磁器のほか、木や金属、布などさまざまです。手のひらに乗る小さなものから、存在感のある大きなものまであります。干支は12年で一巡するため、毎年ひとつずつ集めていく人もいます。全部そろうまでに、ちょうど干支ひと回り分の年月がかかる計算です。
干支置物は縁起物として扱われ、一年の無事を願う気持ちとともに飾られてきました。
飾っていた置物を手に取って
2月11日には、昨年の干支置物を棚から下ろして、ほこりを払ってみてください。一年間飾ってきた置物に、感謝の気持ちを向ける時間になります。手放す場合は、制定者の公式サイトなどで供養の受け付け方法を確かめてから手続きを進めましょう。