大正大噴火が始まった日
桜島の日は、1914年1月12日に始まった桜島の大正大噴火にちなむ日です。このとき流れ出た溶岩が海峡を埋め、それまで島だった桜島は大隅半島と陸続きになりました。ひとつの噴火で、地図の形まで変わったことになります。日付は、この噴火が始まった日に合わせています。
鹿児島県では、この日にちなんで避難訓練が行われています。かつての大噴火を振り返り、火山災害への備えを確かめる日として位置づけられています。
鹿児島のシンボル、桜島
桜島は、鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ火山です。鹿児島市の中心部から見ると海をはさんだ対岸にあり、市街地からもその姿がよく見えます。鹿児島を象徴する景色として、地元で親しまれています。
今も活動を続ける活火山で、噴煙を上げる姿がしばしば見られます。噴火で出た火山灰は風向きによって周辺の地域に降り積もるため、灰への対策が暮らしの一部になっています。
その一方で、火山が生んだ地形や温泉、肥えた土地は、観光や農業に生かされています。鹿児島市の港と桜島の間にはフェリーが行き来していて、島へ渡る足として利用されています。
火山の防災情報を確かめる
桜島の日をきっかけに、住んでいる地域や旅行先にある火山について調べてみます。自治体のハザードマップを開き、避難場所と避難経路を確認します。気象庁が発表する噴火警戒レベルの意味にも、あわせて目を通しておきます。