魚子文様にちなんだ日付
江戸切子の日は毎年7月5日。江戸切子協同組合が2008年に制定した記念日です。
日付の由来は、江戸切子の代表的な文様のひとつ「魚子(ななこ)」です。「ななこ」を「な(7)なこ(5)」と読む語呂合わせから、7月5日が選ばれました。
江戸切子とは
江戸切子は、東京で受け継がれてきたガラス工芸です。回転する道具でガラスの表面を削り、さまざまな文様を刻んでいきます。削った部分とそうでない部分とでは光の通り方が違うため、見る角度によって表情が変わります。
代表的な器は、グラスや杯、鉢などです。外側に色ガラスを重ねたものでは、削ったところだけ下の透明なガラスがのぞき、文様がくっきりと浮かび上がります。
文様は、細かな切り込みを規則正しく並べた幾何学的なものが多く見られます。魚子もそのひとつで、魚の卵が並ぶ様子に見立てた名前とされています。
魚子文様を探して江戸切子を眺める
7月5日には、身近な器店や工芸品の展示で江戸切子を手に取って、魚子文様の入った器を探してみてください。光にかざして、細かな切り込みの並び方を確かめてみましょう。