由来
接着の日は、業界団体の日本接着剤工業会が制定しました。日付は、9と29を「くっつく」と読む語呂合わせから選ばれています。
日本記念日協会の説明によると、ねらいは、消費者や取引先企業、会員企業などに接着剤の優れた機能や接着技術、果たしている役割を知ってもらうことです。正しい情報を届けることや、接着剤業界の活性化も目的とされています。
日本接着剤工業会は、公式サイトで「人と人とをくっつける。人と暮らしをくっつける」という言葉を掲げています。記念日の語呂合わせと同じ「くっつく」が、ここでも主役になっています。
暮らしを支える接着剤
接着剤は、物と物の表面をつなぎ合わせるための材料です。多くは液体やペースト状で、塗ったあとに乾いたり化学反応を起こしたりして固まり、二つの面を結びつけます。
家庭でよく使われるのは、紙を貼るのり、木工用の接着剤、すばやく固まる瞬間接着剤などです。二つの液を混ぜて固めるタイプもあります。
実は、身近な製品の中にも接着剤は使われています。家具や靴、本の製本、包装、住宅の建材、自動車や電子機器など、目に見えないところで部品同士をつないでいます。ねじやくぎを使わずに部材を組み合わせられるので、薄い製品や軽い製品を作るときにも役立ちます。
ただし、接着剤は種類によって向いている素材が違います。素材によってはくっつきにくいものもあるため、用途に合ったものを選ぶ必要があります。
家にある接着剤の表示を読む
引き出しにある接着剤を一つ取り出して、容器の表示を読んでみてください。使える素材と使えない素材、固まるまでの時間、使うときの注意が書かれています。換気や保管方法の注意も確かめておけば、次に何かが壊れて直すとき、素材に合ったものを選べます。