「運上所」から「税関」へ
税関記念日は、1952年に大蔵省が制定しました。1872年のこの日(新暦に換算した日付)に、それまで「運上所」と呼ばれていた役所の名称が「税関」に統一されたことにちなんでいます。
運上所は、開港した港で貿易の事務を担っていた役所で、輸出入品の取り扱いや税の徴収などを受け持っていました。名称が統一されたこの日は、現在の税関の出発点の一つとされています。ちなみに大蔵省は今の財務省にあたり、税関は今も財務省の下に置かれています。
税関の仕事
税関は、国境を越えて出入りするモノを扱う役所です。輸入品にかかる関税などの税の徴収や、輸出入される貨物の審査・検査が主な役割です。
麻薬や銃器、偽ブランド品など、国内への持ち込みが禁止・制限されている物品の密輸を取り締まるのも税関です。空港や港で旅行者の手荷物を確認しているのも、税関の仕事のひとつです。貿易を円滑に進めながら、社会の安全も守る。その両方を担う仕事といえます。
海外旅行の前に持ち込みのルールを確認
海外へ出かける予定があれば、帰国時に持ち込めるものや免税になる範囲を、税関のウェブサイトで確かめておくと安心です。お土産に買いたい食品やブランド品が対象になるかどうか、出発前に一度見ておきましょう。