由来
畳の日は、全国畳産業振興会が制定した記念日です。日付は毎年4月29日です。
日本記念日協会の説明では、この日付は畳の材料であるい草の色にちなんでいます。い草の緑と、この日がかつて「みどりの日」という祝日だったことを重ね合わせたものです。
畳とはどんなものか
畳は、日本の住まいで古くから使われてきた床材です。主に次の三つの部分からできています。
- 畳床(たたみどこ):芯になる部分です。
- 畳表(たたみおもて):表面を覆う部分で、い草を織って作られます。
- 畳縁(たたみべり):長い辺を縁取る布です。
い草は湿地で育つ植物です。刈り取って乾燥させたものを、ござのように織り上げると畳表になります。新しい畳表は青みを帯びた緑色ですが、使い込むうちにだんだん黄色っぽく変わっていきます。
足を乗せたときの適度な弾力や、素足で歩いたときのさらりとした肌ざわりも畳ならではの感触です。座る、寝転ぶ、布団を敷いて寝るなど、一つの部屋をさまざまな用途に使えるのも特徴です。
畳表の目と色を見てみる
和室があれば、畳に座って表面を近くで見てみてください。い草が細かく織り込まれた目の並びや、日の当たり方による色の違いがわかります。畳縁の柄にも目を向けてみましょう。和室がない場合は、身近な公共施設の和室など、畳のある場所で同じように確かめられます。