試し書きコレクターが定めた記念日
試し書きの日は、試し書きコレクターの寺井広樹氏が制定した記念日で、日本記念日協会にも認定されています。文房具店に置かれた筆記具の試し書き用紙について、その隠れた魅力を広めることを目的としています。
11月22日という日付は、ある楽曲の配信開始日に由来します。寺井氏と3人組ロックバンド「the peggies(ザ・ペギーズ)」のコラボレーションから生まれた「I 御中~文房具屋さんにあった試し書きだけで歌をつくってみました。~」で、配信が始まったのは2017年11月22日でした。曲名のとおり、歌詞は文房具店の試し書き用紙に書かれていた言葉だけで作られています。
試し書き用紙とは
試し書き用紙は、文房具店のペン売り場などに置かれている紙です。買う前にペンやマーカーを実際に使って、書き心地やインクの色、線の太さを確かめるためのものです。
用紙には、多くの人が書いた線や文字が重なって残ります。名前や短い言葉、ぐるぐるとした渦巻き、ちょっとした落書きなど、書かれる内容はさまざまです。ふだんは商品選びの道具として見過ごされがちですが、知らない誰かの筆跡が一枚に集まった紙でもあります。寺井氏はこの用紙に注目し、収集を続けてきました。
文房具店で、試し書きの紙を眺めて
11月22日は、近くの文房具店のペン売り場に立ち寄ってみてください。気になるペンで線を一本引いたら、そのまま用紙に残された言葉や線の重なりをしばらく眺めてみましょう。書かれた色の多さや筆跡の違いから、その売り場で選ばれてきたペンの様子が見えてきます。