由来
承継を考える日は、株式会社三井住友銀行が制定した記念日で、日本記念日協会の認定を受けています。
全国で、中小企業の経営者の高齢化や後継者不足が深刻になっています。こうしたなか、事業承継は重要な経営課題の一つになっています。同行は、中小企業などの事業承継を支える活動を行っています。
記念日の目的は、事業承継や資産承継といった「承継」を考える日を世の中に広く知ってもらうことです。いざというときに後悔しないよう、早めに準備を始めてもらうことをめざしています。
日付は、「事業を継ぐ」と「想いを継ぐ」という二つの「継(つ=2)ぐ」の語呂合わせから、2月2日が選ばれました。会社の経営と並んで「想い」が挙げられているのが、この記念日らしいところです。
事業承継と資産承継
承継とは、地位や財産、仕事などを受け継ぐことです。この記念日では、主に二つの承継を取り上げています。
事業承継は、会社やお店の経営を次の担い手に引き継ぐことです。後継者になるのは家族や親族に限らず、社内の人や社外の人の場合もあります。引き継ぐのは経営者の立場だけではありません。取引先との関係や従業員、技術やノウハウ、経営の考え方まで含まれます。
資産承継は、預金や不動産などの財産を次の世代に引き継ぐことです。だれに何をどう残すかを決めるには、家族との話し合いや、さまざまな手続きが必要になります。
どちらの承継も、準備には時間がかかります。そのため、余裕のあるうちに考え始めることが勧められています。
家族や身近な人と、承継について話す
この日をきっかけに、家族や身近な人と、事業や財産をこの先どうしたいかを話してみましょう。いきなり切り出しにくければ、まず自分の考えを書き出しておくと、話を始めやすくなります。詳しく知りたいときは、取引のある金融機関や公的機関の相談窓口に問い合わせてみてください。