由来
8月14日は、日本で初めて専売特許が交付された日にちなむ記念日です。化学情報協会の説明によると、最初の専売特許が交付されたのは1885年の8月14日でした。
その第1号は、堀田瑞松による船底用の錆止め塗料です。船の底は常に水に触れるため、錆や傷みを防ぐ工夫が欠かせません。日本の特許の歴史は、こうした実用的な発明から始まりました。
特許とはどんな仕組みか
特許は、新しい発明をした人に、その発明を一定の期間、独占して使える権利を認める制度です。権利を得るには、発明の内容を国に出願し、審査を受けます。認められた発明は、その内容が公開されます。
発明者は、権利によって自分の工夫を守れます。一方で社会の側は、公開された技術を知り、次の発明に役立てられます。この両方を通じて技術の発展を促すことが、特許制度のねらいです。
「専売特許」は、かつて特許を指して使われていた言葉です。今では「その人の得意とすること」という意味の言い回しとしても使われています。
身近な発明の特許を調べる
公的機関が提供する特許情報の検索サービスを使えば、出願された発明の内容を誰でも調べられます。気になる道具や素材の名前を入れて、どんな工夫が権利として認められているのか、試しに一件読んでみてください。