由来
旅行の友の日は、広島県広島市に本社を置く田中食品株式会社が制定しました。同社は、ふりかけをはじめ、さまざまな加工食品を製造・販売しています。
同社の「旅行の友」は、明治時代から瀬戸内海の自然の素材を主原料に作られてきたふりかけです。日本で最も古いふりかけ商品といわれています。日本記念日協会の説明では、この商品を広く知ってもらい、あわせてふりかけ食品の歴史にも関心を持ってもらうことが記念日の目的とされています。さらにその先に、日本の大切な食文化であるふりかけを世界に広めることを目指しています。
5月12日という日付は、創業者・田中保太郎氏の妻、田中トモ氏の誕生日にちなみます。トモ氏は1888年5月12日に生まれ、夫と苦労をともにしました。商品名の「旅行の友」には、旅のお伴になってほしいという願いが込められています。そこにトモ氏への感謝を込めて、その名前の「トモ」も織り込まれています。旅の「友」と、妻の「トモ」。ひとつの商品名に、二つの意味が重ねられているわけです。
ふりかけという食べ物
ふりかけは、ごはんの上にかけて味や香りを添える乾燥食品です。ごま、海苔、魚の削り節、卵、野菜など、さまざまな素材を組み合わせて作られます。乾燥しているので持ち運びやすく、袋や瓶から手軽に使えるのも特徴です。家庭の食卓だけでなく、お弁当やおにぎりにもよく使われています。
旅や弁当のお供にふりかけを
5月12日には、ふりかけを小袋に分けて、出かけるときのお弁当に添えてみるのはどうでしょう。家にあるふりかけの原材料表示を読んで、どんな素材が使われているかを確かめるのも、この日にちなんだ小さな行動になります。