劇の初演にちなむ日
ピーターパンの日は、劇『ピーターパン』が初めて舞台にかけられた日にちなんでいます。1904年12月27日、ロンドンのデューク・オブ・ヨーク劇場で初演されました。作者はイギリスの作家ジェームス・バリーです。
舞台は大きな成功を収め、バリーはその後、この劇をもとに小説も書いています。小説の刊行は1911年です。ピーターパンの物語は、本として読まれるより先に、まず劇場で観客と出会っていたことになります。
大人にならない少年の物語
ピーターパンといえば、大人にならない少年です。空を飛ぶことができ、ネバーランドと呼ばれる不思議な島で暮らしています。
物語では、ロンドンに住む少女ウェンディと弟たちが、ピーターに連れられてネバーランドへ向かいます。妖精のティンカー・ベルや、ピーターと敵対する海賊のフック船長も登場します。
物語の中心にあるのは、子ども時代の自由さと、成長していくことへの思いです。そのため子ども向けの作品としてだけでなく、大人が読み返す物語としても親しまれています。劇、小説、映画、絵本と、形を変えながら語り継がれてきました。
劇から生まれた物語を本で読む
この日は、ピーターパンの物語を本で手に取ってみてください。バリーの小説の翻訳は、図書館や書店で探せます。子どもの頃に絵本や映画で知った物語でも、小説で読むと場面の描かれ方が違って見えるかもしれません。冬休みの読書の一冊に加えてみてください。