由来
聖なる幼子殉教者の祝日は、カトリック教会の典礼暦に組み込まれた祝日です。特定の団体が制定した記念日ではなく、教会の暦の中で毎年12月28日に祝われます。
カトリック中央協議会の説明によると、この日は主の降誕に続く8日間の中に置かれています。降誕の直後には、聖人や殉教者にちなむ祝日が続きます。12月26日が聖ステファノ、27日が聖ヨハネ使徒福音記者、そしてその翌日がこの祝日です。クリスマスの喜びがまだ続く時期に、幼い殉教者たちを思い起こす日になっています。
聖なる幼子とは
「聖なる幼子」とは、新約聖書のマタイによる福音書に登場する幼子たちのことです。福音書には、救い主の誕生を知ったヘロデ王がその存在を恐れ、ベツレヘムとその周辺の男の子を殺させたと書かれています。イエスの身代わりとなって命を奪われたこの幼子たちを、教会は殉教者として記念してきました。
降誕を祝う期間の中にこの日があることで、救い主の誕生の物語には喜びだけでなく、深い悲しみも含まれていることが見えてきます。
福音書の降誕の場面を読む
この日は、マタイによる福音書の降誕物語を通して読んでみてください。東方から来た博士たちの訪問から幼子たちの物語まで、ひと続きで記されています。近くの教会でこの日のミサが予定されているかどうか、教会の案内で確かめることもできます。