練り菓師の日の由来
練り菓師の日は、兵庫県神戸市に本部を置く全国練り切り協会が制定しました。この協会に所属できるのは「練り菓師」だけです。
練り菓師とは、練り切りの技術や心得を学ぶ専門教室HALEで認定を受けた講師のこと。認定を受けた人だけが、練り菓師を名乗れます。
日本記念日協会の説明によると、この記念日の目的は三つあります。練り菓師が活躍できる場を広げること、和菓子への興味や関心を高めること、そして和菓子業界の発展につなげることです。
日付は、全国練り切り協会の設立日である2026年5月28日にちなんでいます。
季節を手のひらの上で表す和菓子、練り切り
練り切りは伝統的な和菓子のひとつで、白あんに求肥などを加えて練り上げた「練り切りあん」を主な材料にしています。季節の移り変わりや自然の美しさを、手のひらほどの大きさで表すのが特徴です。
作り手は、色をつけたあんを包んだり重ねたりして形を整え、道具で筋や模様を入れて、花や葉、水の流れといった景色に仕上げます。同じ練り切りあんを使っていても、季節が変われば形も色合いも変わります。だから、店頭に並ぶ顔ぶれからも季節の移ろいが感じられるのです。
和菓子店で初夏の練り切りを眺める
5月28日は初夏にあたります。近くの和菓子店に立ち寄り、この時季の練り切りがどんな花や景色をかたどっているかを見比べます。気になったものをひとつ選んだら、形や色づかいをじっくり眺めてから味わいます。