船員の会が定めた記念日
内航船の日は、毎年7月15日です。国内の海上輸送を担う人たちで結成された「全日本内航船員の会」が制定し、日本記念日協会に認定されています。
ねらいは、内航船の存在を社会に広く知ってもらうことです。あわせて、海の上で働く船員の側からも陸の社会とのつながりを大切にし、海上物流が社会で果たす意義を改めて確かめることも目指しています。
日付は、内航船を応援する人たちがインターネット上で寄せた提案から決まりました。「7」と「15」で内航船の「内航(ナイコウ)」と読む語呂合わせです。
内航船とはどんな船か
内航船は、国内の港と港を結んで貨物を運ぶ船です。外国の港との間を行き来する外航船と区別して、こう呼ばれています。
周りを海に囲まれた日本では、内航船が国内物流の重要な担い手です。燃料や鉄鋼、セメントなど、工場や建設現場で使われる重くてかさばる物資をまとめて運ぶのに向いています。身の回りの品物も、その多くはどこかの段階で船に運ばれてきたものです。
船の上では、乗組員が交代しながら航海や荷役、機関の管理にあたります。陸から離れて長い時間を過ごす仕事なので、その様子を一般の人が目にする機会はあまりありません。
港で貨物船の動きを眺める
近くに港があれば、岸壁に停泊する貨物船や、荷物の積み下ろしを眺めに出かけてみてください。船の名前や形の違いに目を向けると、それぞれが何を運んでいるのか想像がふくらみます。制定者が発信している情報をのぞいて、船員の仕事ぶりを知るのもひとつの方法です。