由来
きのこの日は、日本特用林産振興会が1995年に制定しました。同会は、木材以外の林産物である「特用林産物」に関わる団体です。きのこは、その特用林産物の代表格の一つです。
日付は、きのこの需要が高まる10月に合わせたものです。その月のちょうど真ん中にあたる15日が選ばれました。
きのことは
きのこは菌類の仲間です。私たちが「きのこ」として目にする傘や軸の部分は「子実体」と呼ばれ、胞子を飛ばして増えるための器官にあたります。本体は、土や木の中に糸のように広がっている菌糸のほうです。
秋は、野山で多くのきのこが見られる季節です。食卓でも、鍋物や炊き込みご飯によく登場します。ただ、店頭に並ぶものの多くは栽培品で、しいたけ、えのきたけ、しめじ、まいたけ、エリンギなどは一年を通して手に入ります。しいたけは干して保存することもあり、干ししいたけはだしを取るのにも使われます。
歯ごたえや香りは、種類によってさまざまです。シャキッとしたもの、ぷりっとしたもの、香りの強いものなどがあり、料理に合わせて選び分けられるのもきのこの楽しいところです。
なお、野生のきのこには毒を持つものがあります。見分けが難しいものも多いため、種類のわからないきのこを採って食べることは避けてください。
数種類のきのこを一つの料理に
普段は一種類しか買わないという人は、この日に二、三種類を選んでみてください。一緒に炒めたり、汁物に入れたりすれば、食感や香りの違いを一皿で比べられます。