霊園の誕生日を記念日に
「樹木葬・千年オリーブの森の日」を制定したのは、大阪府交野市に本社を置く株式会社西鶴です。同社は「千年オリーブの森」をはじめとする霊園を運営しています。
墓離れや無縁墓といった社会課題の解決を目指し、同社は「樹木葬」の普及に取り組んでいます。記念日には、樹木葬を通じて環境に配慮しながら、お墓の維持管理にかかる負担を減らそうという考えが込められています。誰もが安心して眠れる供養文化を広めることが、この記念日の目的です。
日付は、樹木葬専門の霊園「千年オリーブの森」が誕生した2018年3月31日にちなんでいます。霊園の誕生日が、そのまま記念日になったかたちです。
樹木葬とは
樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬・供養のかたちです。遺骨を樹木の根元やその周辺に納め、木々や草花に囲まれた場所で故人を偲びます。
従来のお墓は、墓石を建て、家族が代々受け継いで手入れをしていくのが一般的でした。一方、樹木葬では霊園の管理者が区画を管理する形をとることが多く、承継者がいない人や、子どもに管理の負担をかけたくない人の選択肢として知られています。
ひと口に樹木葬といっても、区画のつくりや埋葬の方法、管理の内容は霊園によってさまざまです。検討する際は、それぞれの霊園の説明を確かめる必要があります。
これからの供養を家族で話し合う
お墓や供養のことは、日ごろなかなか話題にしにくいものです。この日をきっかけに、家族のお墓をこれからどうするか、自分はどんな供養を望むかを、身近な人と話してみてください。気になる霊園があれば、資料を取り寄せたり見学を予約したりして、管理の方法や費用の考え方を直接確かめておくこともできます。