由来
いけばなの日は、公益財団法人日本いけばな芸術協会が制定しました。協会は、日本の伝統文化であるいけばな芸術の普及と発展のために活動している団体です。この日は日本記念日協会の認定を受けた記念日でもあります。
制定者が願っているのは、技術を身につけることだけではありません。いけばなの歴史などからも知見を広げてほしいとしています。また、花に直接ふれることで命の尊さやパワーを感じ、人間性を豊かにしてもらいたいという思いも込められています。
6月6日という日付は、古くからの言い伝えにちなんでいます。「芸事の稽古始めは6歳の6月6日から」といわれ、この日に始めると上達が速いとされてきました。
いけばなとは
いけばなは、草花や枝、葉などを花器に生けて表現する日本の伝統的な芸術です。花をたくさん飾ることよりも、枝ぶりや茎の線、花と花のあいだの空間を生かすことが重んじられます。素材には季節の移り変わりを映すものがよく使われます。同じ花でも、向きや高さを変えるだけで印象が大きく変わります。
いけばなには多くの流派があり、それぞれに独自の型や考え方があります。床の間や玄関に飾るものから大きな空間を使った作品まで表現の幅は広く、展覧会や教室を通じて親しまれています。
一輪の花を生けてみる
花屋で季節の花を一輪か二輪選んで、手持ちの器に生けてみましょう。茎の長さを少しずつ変えながら、どの向きがきれいに見えるか試してみます。もっと知りたくなったら、近くのいけばな展や体験教室の案内を調べてみてください。