湿気の多い季節の始まりに
いぐさの日は、株式会社イケヒコ・コーポレーションが制定した記念日です。福岡県三潴郡大木町に本社を置く同社は、い草を使ったインテリア製品の製造と販売を手がけています。
日本記念日協会の説明によると、い草には湿気をよく吸う、消臭効果がある、空気をきれいにするといった特長があるとされています。住まいの環境にも良い素材であることから、6月の「環境月間」に貢献することを目的に制定されました。
日付を6月1日にしたのは、6月上旬が一年で最も湿度が高い時期とされるためです。夏物への衣替えの時期にあたることも、この日が選ばれた理由です。湿気をよく吸う素材の記念日が、ちょうど湿気の増える季節の入り口に置かれているわけです。
畳やござに使われる植物
い草は、湿地や水田で育つ植物で、細長い茎を持っています。刈り取って乾燥させた茎は、畳の表面を覆う「畳表」の材料として広く使われています。ほかにも、ござや花ござ、座布団、ラグなどに加工されます。
い草製品といえば、素足で触れたときのさらりとした感触や、独特の青々とした香りです。和室の畳に限らず、フローリングの部屋に敷くラグやマットとしても使われています。
夏の衣替えに、い草の敷物を
衣類を夏物に入れ替えるついでに、部屋の敷物も見直してみます。手持ちのい草のラグやござがあれば、押し入れから出して床に敷き、素足で感触を確かめます。